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FFCC あふれだす妄想 ジャックモキートの館

BGMの「マギーがすべて」が印象的なジャックモキートの館。
主人のジャックモキートと相方のミセスモキートは、プレイヤーの手で幾度も館から追い出される不憫なボスキャラですが、この館について色々気になることがありますのでそこを勝手に解釈して想像していくことにします。

ナレーション、この館に限ってはクリスタル・グース(クリスタルキャラバンの旅にまつわる寓話のような意味だと思う)の語りになるのだけれど、館に住まうジャックモキートとミセスモキートは姉さん女房な関係らしい。他のダンジョンにはない家族のような関係を築いている珍しい魔物なんですよね。
しかもコックトンベリを雇い…雇用関係が成立しているかは分からないけれど…そうした生活を何年も送っていることが伺える。部屋の調度品も綺羅びやかな品を揃えている。

この生活スタイル、不自然だと思いません?

プレイヤーが行ける範囲の世界ではこういった贅沢な生活を送っている人を見かけることがないんですよ。
近しい生活があるとしたらアルフィタリア城の王族くらいですかね。王女失踪に絡むことがあれば、いくらか声をかけますが、王女の立ち居振る舞いを見るに、そこそこしっかりした王政が行われているようなので、料理人くらいは雇っていそうですが贅を尽くすような生活はしていなさそうなんですよね。

そこでジャックモキートの生活様式は何なんだっていうところなんですけど、魔物の本能に従って館で暮らしているって言ったらそういうものなんですが。
もしかしたら、レベナ・テ・ラで生活していた誰かの思い出が形になってるんじゃないかなと思うんですよ。

レベナ・テ・ラは、世界が瘴気に包まれるまではすべての種族が住まう場所だったという設定があります。つまり繁栄した都市のようなものではないかと考えられ、そこなら贅沢な貴族層とも言えるような生活もあったのではと想像できるのです。

だからジャックモキートはその頃の生活を繰り返す魔物なのではないかなと思うのです。

館の調度品はきっとあれ以上にも以下にもならなくて、いつもコックトンベリの料理は同じようなレパートリーを作り続けていたりして、ミセスモキートは昔から姉さん女房で。ジャックモキートは館を幾度となくプレイヤーによって追い出されては、また同じ暮らしをするためだけに舞い戻ってくるのではないのでしょうか。

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