スーファミ実機がどうにも動かなくなってから何年も経ち、ようやく導入したレトロフリーク。
ラグ(遅延)や再現性の問題があるという噂はよく聞くので結局それが気になってなかなか手を出せずにいた。この問題の多くは、ゲームボーイアドバンスのBIOSが原因で音や処理を再現できないという点に集約される感じだった。
レトロフリーク自体、スペックが低めのエミュ機なので、スーファミまでがギリギリでGBAはもうアウトなのだ。つまり、ゲームの吸い出し、ファミコン、スーファミ、ゲームボーイを遊ぶためのエミュ機くらいのレベルだと思った方がいい。
スーファミですらほんの少しラグがあるので、これをさらに快適に遊ぶなら、PCやスマホのエミュで遊ぶしかない。
任天堂公式のエミュ機であるスーファミミニは遅延がほぼゼロなので、それを改造して好きなソフトが動くようにできれば一番いいけど、手持ちのスーファミミニを改造したくないので、もうひとつ買う余裕ができたらそれも試そうと思う。
セーブデータをエミュに引き継ぐ
遅まきながらレトロフリークを購入して、そろそろ1年半経つのだけど、ここで一番有意義な情報を見つけて試してみたことがある。
早速試してみた。
- レトロフリークを起動してmicroSDを認識した状態にする
- セーブデータ保存先が本体になっていたのでmicroSDに変更
- ファイルを操作して本体のセーブデータ(SRAMフォルダ内のファイル)をひとつずつコピーするとmicroSDに保存される
- レトロフリークを終了し、microSDをPCに接続
- SRAMフォルダをPCにコピー
- セーブデータ変換ツールでひとつずつ変換
- 保存したファイルの名前を変更(ゲームの名前とセーブデータの拡張子を合わせる。RetroFreakからRetroArchではsav→srmみたいな感じ)
- エミュレーターのセーブデータのフォルダにファイルを配置
- エミュレーターでゲームを起動しセーブデータを認識するか確認
無事ドラクエ5のレベル99のデータを移行できた。もっと早く知りたかったなー!