「Pebble Time」VS「デバイスバンドPlus」なガジェットの話。
3COINSの3000円のスマートウォッチ「デバイスバンドPlus」を買ってバッテリーが切れるまで使ってみたのでレビュー。
結論からいうと、ほぼ誰にもお勧めできないけど、バッテリーの持ちは抜群!割り切ってスタミナだけ欲しいならあり。入門向けでもないので初心者はやめておいた方がいい。
ぼくはこれまで何年か、カラー電子ペーパーのスマートウォッチ「Pebble Time」を使っていたので基本的にはそれとの比較をする。Pebbleは残念ながらもう後継が出ないので、同じく安価でバッテリーが持つスマートウォッチを探している人もどこかにはいると思うので比較結果を書いておく。
Pebble Time | デバイスバンドPlus | |
バッテリー | 約10日 | 約10日 |
画面表示 | 常時表示 | 腕を振るモーション表示が可…だが遅い上にたまに表示されない(表示時は腕を振って1秒ちょっとかかるので遅くて結構ストレス) |
画面仕様 | カラーE-inkによる常時表示 | TFT液晶で常時表示は不可 |
センサー類 | 大雑把で実用性はない | 大雑把で実用性はない |
防塵防水 | 水深30m(お風呂でつけるとたまに結露するけどまあ大丈夫) | IP68(高レベルの防水防塵だけど取扱説明書にはお風呂でつけないでねと書いてある) |
アラーム | スマートウォッチ単体で設定可能でバイブパターンにマリオ1-1風のいかした奴がある | スマホから設定可能 |
と、すべてにおいて Pebble に軍配が上がるが、バッテリーの持ちの一点において デバイスバンドplusは勝る。カタログスペックは10日だが、元々期待できないヘルスチェックを使わなければ、40日ほど充電せずに使えた。
最低限の通知と、ちょっと使い勝手の悪い時計表示を受け入れれば、月1くらいの充電で風呂も寝る時もつけていられるのは良い。
デバイスバンドPlusは好きな画像をウォッチフェイスに設定できるので、それがバッテリーの消費に影響があるかはこれから調べてみる。
今さらだけど、Pebbleが買収されなければ今もE-ink、電子ペーパーの最前線にいたんじゃないか。