
今現在2026年なので、10年前の本。内容は、DVの容疑で留置場に10日間拘束された作家・冲方丁の体験記。
結果は不起訴で早期釈放されたが、その間の理不尽なことだらけな経験を赤裸々に綴っている。冲方さんの本は相変わらず読みやすくて、惹き込まれるまま、あっという間に読み終わってしまった。
警察をはじめ、検察や裁判所の仕組み上、理不尽にならざるを得ず、そんな不条理を知らない一般人はそれを民意としてエンタメ的に消費していると。それがまあ仕組みを後押ししてしまっているという悪循環。10年経っているけど今は何か変わっているのかな?
自分が冤罪で捕まってもこんな華麗にことを運べないだろうなあと、冲方さんの体験だからまだ楽しく読める素敵な一冊。